サイテー彼氏

サイテー男に悩む日々

 つまらない授業、つまらない時間、私は考える

「何でこう退屈なんだろう?」

「5時間目だからでしょ?」

 美羽子は普通に返してくる

「あ〜あ、何か楽しい事無いかな?」

「雪也君が授業終わったら来てくれるじゃん」

「あんな奴!!」

 私は言われてムキになり言う

「良いじゃない、カッコ良いし芸能人だし♪」

「良くない良くない!!」

「あっ!後少しで授業終わる♪雪也君に会えるよ♪」

「冷やかさないで!!」

 と怒るとチャイムが鳴り授業が終わる

「雪也君が来るわよ♪」

「だから!!」

 冷やかされ私は怒鳴る、そして
 先生が来てホームルームが終わり美羽子は帰る

「雪也君と楽しく帰りな♪じゃあね♪」

「ちょっ!」

「おい!」

「ひっ!」

 私は後ろから声がして驚く

「帰るぞ!!」

「・・・・・・・・」

 私は鞄を持ち教室を出る

「今日は素直だな」

「付きまとわれたくないからね!」

 私は少し気持ちが揺らいでいた

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