サイテー彼氏
「何で私だって分かったのよ!」

「雪也君ファンの間では有名は話だよ!雪也君と同じ高校のファンからの情報
 だよ!雪也君と二人で食事なんて許せない!」

「それはあいつが勝手に!!私は付きまとわれてるだけ!!迷惑なの!!」

「なっ!雪也君に対して何て事を!!芸能人は一般人と付き合っちゃ駄目なの!!
 芸能人は芸能人と付き合い結婚するの!」

「はっ?何それ?芸能人だからって一般人と付き合っても良くない?」

「芸能人は芸能人としか付き合っちゃいけないんだよ!!だから別れろ!!」

 女子の一人が凄いけんまけで怒鳴る

「芸能人としか付き合うなってファンが勝手に言ってるだけじゃん!!」

「手前!!」

 怒った女子の一人が落ちてる石を私に投げつける

「きゃっ!危ない」

 私は避ける

「私が何したって言うの!!」

 私は声を荒げて言う

「自分の胸に手を当てて考えてみな!!」

「はっ?私行くから!」

 私は歩き出す

「行かせないよ!!」

 女子の一人が落ちてた木の棒で私の脇腹を殴る

「痛い!!」

 私はその場にうずくまる

「あんたすぐに雪也君と別れな!私達の前でもう二度と会いませんと誓いな!!」

「うっ、そんなの関係ないでしょ」

「まだそんな事言うの!!こうしてやる!!」

 そう言うと女子の一人が私の服を破り始める

「ちょっ!!やっ!」

 私は必死に抵抗する

「これでもう雪也君には会えないわ」

「さぁ!!言いな!!別れるって!」

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