(まだ完結してないです。タイトルは仮)死体の法則
『分かりました。では行ってみます。今日は忙しいところすみません』最後にアイスコーヒーを飲み干すと、あまりにも苦すぎて、むせてしまった。
二人分の料金を払い、3階に向かった。
3階は小児病棟だ。山本佳奈がいるはずだ。
ナースステーションに行って山本を尋ねる。
『こちらに山本さんいらっしゃいます?私はこうゆうもんです』
近くにいた若い看護師は『あぁ…山本は外来を担当ですから1階ですよ。全ての外来は1階にしかありませんよ』と言った。
その看護師のネームプレートを見ると『水谷絵里』と言う名前だった。覚えておこう。俺のタイプである。
すぐ1階に向かう。外来は廊下を挟んでずらっと並んでいる。左右に内科、外科、耳鼻科、小児科などなど、総合病院だけあって沢山の外来がある。
ここの病院は地上10階から地下1階まである。
1階には受付、薬局、全ての外来があるので1階だけ広い建物になっている。
2階から10階までは入院病棟や喫茶店なので1階よりかは狭い作りになっている。
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