(まだ完結してないです。タイトルは仮)死体の法則
一階に着いた。山本がいる小児外来はすぐ分かった。赤ん坊から小学生ぐらいまでの泣き声がすごいからだ。
そのためか一番奥に小児外来があった。
外来受付で忙しそうにしている看護師がいる。ネームプレートを見ると山本だ。
『お忙しいとこすみません。山本さんですね。私はこうゆうもんです。あの件なんですが、少しだけ話しを聞きたいのです』
『ちょっとすみません!佐藤ひろこさーん!中待合室までどうぞ!』
忙しいようだ。呼ばれた女の子は母親に付き添われ、待合室に入っていった。咳をゴホゴホさせてるから風邪だろうか。顔が真っ赤だ。可哀想に。
『ちょっと今は忙しいので、仕事終わってからにしてくれませんか?』
『すみませんでは夜にきます』
『どうしても話しておきたいことがありますので、病院裏にある寮にきてくれませんか。405号室です。6時には部屋にいると思います』
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