サクラ咲く頃に
なかなか気分が晴れなくてムシャクシャしながら歩いていると







なぜか1組の教室の前に、裕樹くんがいた。







ドアの前で、誰か待ってるみたい。






私は、今裕樹くんに話しかけたら






伊勢さんや楓に見つかったら大変だと思い





あえて後ろのドアから入ろうと思った。






―その時
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