大好きでした
いつもと変わらない朝。




仕事に行く用意をしている君の姿を瞳に焼き付けて




いつもと同じように軽く抱き着いて




君が何も気がつかないように
君が何も気がつかないように




君が照れて笑うのを見届けて最後の駅までの道のりを歩き出す。




反対方向に進む先にそれぞれの幸せがありますように。
溢れる程の愛に包まれていますように。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop