Mild Love
Ready??
いつもどおり。
なんにも変わりない
…と思ってたんだ。
「ハハハッ」
前見てなかった
俺が悪いんだ。
ドンッ……
ドサッ。
背中に痛みが走った
次の瞬間…
「きゃあああぁっ!!!!」
!???
鼓膜が破れたか
とおもったくらい
でかい悲鳴
視線を向けると…
女が1人
倒れていた…。
そのそばには
めちゃめちゃ
俺を睨んでいる
さっきの悲鳴の主
と思われる女が1人
2人とも同じ学校制服だ
「最低ー…どうしよう…。」
理解できない
どうなってんだ…?
「お前がぶつかったろ!?」
拓魅も一緒になって
慌てている
「ぶつかったから倒れたの!?」
「図太いあんたと
あたしの涙はちがうのよ!!」
ルイ…?
倒れている女に目をやると
気を失ってるみたいだ
「俺保健室に…!??」
状況を理解できたおれは
倒れてる女を
お姫様抱っこして
保健室までDASH。
かなり軽い…。
あいにく先生は居なくて
ベッドにそっと置いた
俺はそんな
でかいほうではない。
少し筋肉がついてて
細身の長身なかんじ。
そんな俺でさえ
彼女は華奢だとおもう。
寝かせたというよりは
置いたが1番正しい。
ここで俺の外見を
紹介しておこう。
髪は少し茶色い
ロン毛ではない
ある程度短いし
ある程度長い
体はさっきの通りで
顔は眉は少し細く
目は流し目で茶色い
唇は薄くてー
耳ピアスしてて―…
て俺の外見なんて
どうでもいいじゃーん☆★
とか妄想してたら
声が聞こえた。
「れい……?」