Mild Love

Go!!




「は…?」



目を向けると
さっきの女が
こちらをみていた



ドキンッ……



目でか……
てかかわいいなー…



ドキンドキンッ……



な…んだこれ…?



動悸がとまらない…



「あなたはだれ…?」



はっときづかされた。



「あ…えっと…



ぶつかってしまった者です…。」



゙ルイ"を見ると
涙を流していた―…。



「えっ…だ…!!?」



「はは…ごめっ…」



涙は止まりかたを忘れたかのように流れだす。



ドキンッ…!!



「―…っ」



なんだ…コレ
苦しい…苦しいより
切ない……



ドキドキがとまらなくて
顔が赤い…



彼女がさっき呟いた
゙レイ"が誰なのか知りたい…



彼女のコトが
もっと…知りたい。



今の俺には
彼女の涙を止めることが
出来なかった―…。



自分の無力さに腹がたつ。


「…はい。」



ハンカチを手渡すと



「ごめんね…。」



俺は保健室から出た。
複雑な気持ちのまま―…







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