wolf world 迷い込んだ子羊ちゃん




「ってか、時間だし瑛太、姫さらいにいくぞっ」



逆側には無駄にハイテンションな響



少し離れたところには全然しゃべらねぇ
莉子の相方




「あいつの事なら気にしないで!
あれでも頼りになる奴だから」




俺の心を呼んだかのように莉子が言う




ってか、行かねーと



この学校全体が範囲だしな・・・




「いくぞ」



そう、静かに言って俺は歩き始めた




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