wolf world 迷い込んだ子羊ちゃん
そんな事を思いながら俺は羊を家まで送っていった。
「瑛太君。本当にありがと」
「ケータイかせ」
「えっ、あっ はい」
羊は少し戸惑ってから俺にケータイを渡した。
「何してたの!?」
「俺のアドレス入れといたから
何かあったら、メールか電話しろ」
「ありがと」
「あと、GPSも着けたから
コレで何かあってもどこにいるかすぐわかる」
「心優そんなにおこちゃまじゃないよ!!」
「ふっ」
「あっ、今鼻で笑った!!」
「じゃあ明日の朝来るから
ついたらメールする」
「ありがと」
俺はそういいながら笑う羊の顔を見て思った
こういう生活も有りだな
学校も悪くねぇ
ってな