wolf world 迷い込んだ子羊ちゃん

















「ねぇ。
なんでそんなに必死になれるの?」


心優は5分たっても土下座をしたままの陸斗君に聞いた。



「そんなの心優が好きだからに決まってるだろーが」



「返事するから。顔あげて」





心優がそういうと陸斗君はそっと顔をあげた。










こんなにも心優の事を好きと思ってくれてる陸斗君。




別に陸斗君と付き合ってもバチなんてあたらないよね・・・





そうだ!!
最後に1つだけたずねてみよう。
この答えで決める。







「ねぇ。付き合ってから好きになるのってありかな!?」



「有りに決まってるだろ!!
ってか、むしろ心優がそうなってくれたら嬉しいし
まぁ、こんな事いったらナルシとか思われるかもしれないけど
心優さ。初めに俺がキスした時嫌がらなかったじゃん。
それって、少しでも俺の事意識してくれてるっていう証拠だと思うんだよな・・・


もう一回言います。



俺と付き合ってください」









キスを嫌がらなかったら意識してる証拠なんだ



今まで恋した事
心優には無かったから。


そんな事初めてしったよ!!




それにこんなに言われるともう断れない。


というか、断ったときに悲しい顔を絶対に陸斗君はすると思う。


心優は、そんな陸斗君を見たくないから・・・・












「じゃあ、お付き合いさせてもらいます。

けど、心優はまだ陸斗君の事
好きかどうか分からないから・・・」







「よっしゃーーーーーー」




空に向かって陸斗君はガッツポーズをしている。




これでよかったんだよね・・・









これで・・・・・
























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