音色
間違っている
間違っている
そんなことは分かっている
答えをくれるつもりなら
わたしは耳をふさぐから
苦しめている
困らせている
そんなことも分かっている
正しさが幸せを決めるなら
わたしの思いはどうなるの?
優しさなんていらないの
渇いた喉が枯れるまで
痛めつけられたっていいの
叫びたいよ この思い
その手で殺してしまうなら
壊したいよ この心
わたしが点けた火なんだから
奪ってゆくの?
守ってくれるのだとしても
わたしの手で
終わらせるんだから