中田君は、席に着くと「よろしく!」と一言言って授業の用意を始めた。


アタシは、内心【カッコいいなぁ】と思いながらも、あまり興味は無かった。




この時までは・・・



休み時間になると、真美が真っ先にやってきた。

「メグぅ~!!めっちゃ羨ましい!いいなぁ~」

アタシが、「何が?」というと

真美が、大袈裟に

「中田君のことだよぉ~!隣なんて羨ましいぃ・・・」って言って、泣き真似をした。


「別に、羨ましくもないよ・・・。でもカッコいいね。」

「彼女いるのかなぁ。。。いなかったら、アピル!メグ応援してね☆」

真美は、こりないなぁ

「じゃぁ、頑張って。応援するから」



今、思えば応援するなんて言わなければよかった・・・
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