兎は俺のモノⅡ





しばらく経っても

兎からの返事がこなかった。

なにやってんだよ…。

11:30-----

授業中にもかかわらず

俺は教室を飛び出た。

「オイッ!啓。」

「中澤さんッ!!」

振り返ることなく走った。

兎に会うために。
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