兎は俺のモノⅡ
啓の腕が腰に回って来て
啓に押されるようにステージに出た。
----------------------------------
キラキラ光るステージ。
眩しいステージ。
客席には笑顔で
ステージを見つめるお客さん。
真ん中の席には…
有名な…!!
そして横にはアタシの啓。
!
啓と目があった。
ニッコリほほ笑んでくれた。
舞台全体の人も…。
見なくても背中で感じ取れた。
みんな楽しいんだッ!
そこに指揮者が現われて会場がさらに
拍手で満たされた。
いよいよ-----