兎は俺のモノⅡ
----啓レッスン中
「ちょっと休憩しようか。」
「はい。」
俺は定期演奏会が無事に終わって
今は軽い練習をやっている。
「あ~。どぉだった?定演?」
「あぁ…うまくいったと思います。」
「おぉ!それはよかったなぁ。」
「はい。」
「じゃぁ…始めるか?」
「は<ガチャ>
俺が返事しようと思ったら扉が開いた。
「啓…!啓先輩。
校長先生が呼んでいましたよ?」
「兎…。」
先生の顔を見ると
「仕方ないねぇ。行ってきなさい。」
「は…はい。」
俺はレッスン室から出て行った。
「失礼しました。」
アタシもそぉ言って出た。