兎は俺のモノⅡ
「あら!早いわね。」
「アッハイ。」
たまたま校長室前の廊下で
校長とあった。
それから校長室に入った。
「兎藍さん。なんか
悲しいことでもあった?」
アタシの様子を見て聞いて来た。
「いやッ!なんでもないです。」
「いいやッ。何かあったね。
言ってごらん?もしかして…恋?」
校長の言葉にびっくりした。
「はッ!」
「図星のようねぇ?
言ってごらん?」
アタシは校長のほほえみに負けて
すべてを言った。