兎は俺のモノⅡ






「別に。でも

そのうち言おうとした。」

そして俺は席をはずしてキッチンに行った。










「アタシ…行かない!

今から学校に行って

留学取り消してくる。」

兎は席をはずして

玄関に走って行こうとした。

「兎ッ!待てッ!!」

寸前のとこで兎の腕を掴んだ。

「イヤだっ!離して!

啓と行けないならヤダッ!」

「兎ッ!!!!!」

俺は今までにないぐらいに

大声で言った。

兎は黙った。

「来い。」

兎は裸足で出ようとしたから

そのままリビングに連れてった。

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