兎は俺のモノⅡ






「兎聞け。

お前は行くべきなんだ!

お前の歌は世界でも

どこでも共通すんだよ!

俺なんかよりもずっと

お前の方が上手いんだ!

だからお前は行くべきなんだよ!!」

兎の肩を持って

目をそらさずに言った。

兎の目からは涙が流れていた。

「でも…啓とじゃな「あ----もッ!

お前が行かないって言うなら俺は

お前と別れる!」

そぉ言えば行くはずと思った。



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