兎は俺のモノⅡ





「啓…。どぉしたんだろ…?」

アタシは図書室にいた。

くるくる回る椅子の上で膝を抱えて。



















-----啓

「おー。ってなんか顔色

悪いぞ?なんかあったか??」

「イヤ…。大丈夫です。」

「そぉか。」

またレッスンを始めた。

今までで一番災厄な歌になった。

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