兎は俺のモノⅡ




「ただいまぁ…?」

帰って来ても静かだった。

自分の家でも行ったかと

思ったけどリビングのドアを開けると

エプロンをした兎がソファーで寝ていた。

「作ってくれたのか…飯。」

兎を起こさないようにそっと

頭をなでた。

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