兎は俺のモノⅡ





「で?なにがあったの?」

俺の家で兎がキッチンに立ちながら

聞いて来た。

さすがに…言えねぇよ…

お前の期待を裏切りたくねぇよ…

「なんでもねぇよッ。」

「ホントぉ?」

「ホントッ♪」

<ぎゅッ>

「くすぐったいッ!」

俺は兎を後ろから抱き締めた。

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