兎は俺のモノⅡ
--------午後1時
「啓くん。ちょっと飲まんかね?」

寝静まったなかお父さんに声をかけられた。

「あ。はい。」

縁側でお酒を飲んでいた。

「兎藍とは大学で出会ったのか?」

「ハイ。そぉです。」

「どぉせ兎藍のことだから

あの子から言って来たんだろ?

こんなかっこいいんじゃぁ。」

「あッ。いえ僕からです。」

「そぉかそぉか。」

それをきっかけに俺は兎の過去を知った。




兎は4才ごろから歌を歌いだした。

その歌声を聴いた隣の音大生のおねぇちゃんに

まじめに通わせてみてください。

そぉ言われて通わせたところ次から次と回された。

そして音大に入って俺と出会ったそぉだ。
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