ちょこれーと


迎えにきてくれた徹は
申し訳なさそうに
オタクくんから私を
守ってくれた。



だけど今の徹は
まるで別人のような
徹、




徹の言葉が重く冷たく
私の脳内でリピートされる。


あんなこと
1度も言われたことない。
ただ私に気を使って
今まで言えなかっただけ
なのかもしれないけど。




本当の徹はきっと
さっきの徹なんだろう。











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