身長差15センチの関係 2
高志君は鞄に荷物を詰め、
席を離れようとしているところ。

それを見て少しドキドキし始める私。

自分からここに来たのだけど、
こんなふうに男の子に声をかけるのは始めて。

いざとなって緊張する。

私は、教室のドアの外に立って出て彼が出て来るのを待った。

軽く深呼吸して気持を落ちつける。
高志君になんて声をかけよう。

ドキドキドキ。

お互いに顔は知っているから、
目を合わせれば『あっ』となって勝手に話がすすむかな?
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