身長差15センチの関係 2
そんな僕を見透かす先生は、むにむにと僕の頬を揉み続ける。

むにむにむにむにむに。
むにむにむにむにむにのむに。

むにむにむにむにむにのむにむにむにむにむに、むにむにむにむにむにむにほらむにむにむにむに。

さすがにこれは揉まれすぎ。

「先生、降参、降参ですからそれやめてくださいっ」
「では、やめてやろう」

先生の思いのままの僕。

それを情けなく思う前に先生の手が僕の前髪をかき上げて、顔をすぐ前まで近づけてきた。

「で、今日は特に何を拗ねていたんだ?」
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