身長差15センチの関係 2
「次はこれだ」

と、次のサンドイッチを示す弓倉。

「はい、頂きます」

高志は何の疑いもなく、それを口に入れた。

「それは、君は何を食べさせても美味いと言うのではないかとう疑問でな」

高志の胸にはまだ弓倉への感激があった。
柔らかいパンを噛み千切り、具が舌につく。

「つい、洋辛子と唐辛子ブレンドのハズレを入れてしまった」

「!!!!!!!!!!」

高志は、火を吹いた。

「せ、せ、先生のバカーーーっ!」



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