，こだわり
小学生の頃、私の成績は全体的には良かった。

しかし成績はいいのに関わらず、私はクラスで一番駄目な子として扱われていたように思う。


高学年になると私は母親に連れられて『こども医療センター』へ週に一回通うようになった。

私は学校へはきちんと通えていたのだが、私に問題行動が見られると、教師から指摘されたことがきっかけだった。

私の言動は周りから見ると、あまりにも場違いなことが多かったようだ。

母は私が『普通でない』とは思いたくはなかったようだが、私の将来を考えて教師に言われるまま、しぶしぶ私をセンターに連れて行った。

私はそこで自分が人の話を理解しないままに、喋っているということに気が付いた。

そしてその行為は人に嫌がられるということも教えられたが、すぐにはどうすることも出来なかった。
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