,こだわり
私という存在
リカコはフルーツサンドを一口かじって、上目遣いで私を見た。
耳たぶには小さなダイヤのピアス。
これは二年前のリカコの誕生日に私がプレゼントした物だ。
私は何か言おうと思ったが、言うべき言葉が全く思いつかないまま、リカコの唇を見つめていた。
ピンクのグロスは、リカコがフルーツサンドを口にしても落ちることはなかった。
ますます艶やかに輝くようだ。
耳たぶには小さなダイヤのピアス。
これは二年前のリカコの誕生日に私がプレゼントした物だ。
私は何か言おうと思ったが、言うべき言葉が全く思いつかないまま、リカコの唇を見つめていた。
ピンクのグロスは、リカコがフルーツサンドを口にしても落ちることはなかった。
ますます艶やかに輝くようだ。