,こだわり


私はリカコのことを唯一の友達だと思っているのに、心の中で一線を引いている。

そして彼女と付き合うのに、ルールを自分の中に持っている。

それは彼女の気持ちを逆なでしたり、苦しめたりしない為であり、それでいて自分が彼女の物にならない為だ。



彼女が私にすっかり依存してしまうのを避けつつ、大好きな彼女と付き合っていく為に私はこのルールを作ったのだ。




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