,こだわり
だからきっと、彼は気持ちがいいのだろう。

でも彼は、私がどうなのかは分からない。

私が気持ちいいと思ってしていて、自分はあまり良くないということもあるかもしれない。

すると二人で無意味な我慢をしていることになる。


「お腹が苦しい」

私はこの行為が無意味ではないかどうか、確かめる為に言ってみた。

「へっ?」

彼は私の言葉に一瞬、動きを止めた。

そしてすぐに、私の右手を掴み、人差し指を立たせてクリトリスに当てた。


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