【続】ミケ犬と柴猫
「おりゃっ!!」
カッキーーーンッ
「………。」
「よっ!!」
カッキーーーンッ
「………。」
あたし達が来たのは
地元のバッティングセンター。
ちょっと前、シバはあたしがソフトをやってたことを
なかなか信じてくれなくて
今日その証明をしようと来たわけなんだけど…
打ちまくるあたしに
シバはどうやら放心状態です(笑)
「ふ―っ
楽しかったぁ♪」
バッターボックスから出て来たあたしに
「…まじだったのか…」
シバは放心状態のままあたしを見た。