愛して欲しいなんて言わない(番外編)
つまらない日常
「あなた、やめてください
まだ隼夜が起きてます」

風呂上がり
俺が廊下を歩いていると
母親の声が聞こえてきた

親父、帰ってるんだ

俺を歩を止めると
くるりと反転し
歩き出す

縁側に出ると
サンダルをひっかけて
離れへと突き進んだ

父親が帰ってきたら
まずやることは

母親を強姦する

それから酒を飲み
ベッドに横になって

また母親をベッドで襲う

俺が何していようと
どこにいようと
関係なく

父親は母親を犯していた

それが愛してると言わんばかりに

愛などなく
ただの変態にしか
俺には見えないけど

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