愛して欲しいなんて言わない(番外編)
寝顔
電話を切った俺は
幼い少女の寝顔を見つめた
疲れきった顔をして
ぐっすりと寝ていた
寝息が可愛い
上下に動く肩が
愛おしく感じた
…えっ?
俺は理菜から目をそらした
何を考えているんだ
俺は…
まだ子供だぞ
胸もないような…
餓鬼に
俺は何を感じてるんだ
ベッドから離れると
ドアに背中をつけて立った
母親が来るまで
部屋にいるつもりだ
でも近くにいたら
いたら?
俺は何を考える?
いや…
考えるな
想像するな
幼い少女の寝顔を見つめた
疲れきった顔をして
ぐっすりと寝ていた
寝息が可愛い
上下に動く肩が
愛おしく感じた
…えっ?
俺は理菜から目をそらした
何を考えているんだ
俺は…
まだ子供だぞ
胸もないような…
餓鬼に
俺は何を感じてるんだ
ベッドから離れると
ドアに背中をつけて立った
母親が来るまで
部屋にいるつもりだ
でも近くにいたら
いたら?
俺は何を考える?
いや…
考えるな
想像するな