流れ星




「夕陽、なんでここに……?」



久しぶりに会う夕陽。
屋上で会ったときよりも、学生らしい雰囲気がする。



「サボり。

朝陽は?」



「具合が悪いの。」



そう言うと夕陽はベッドから出て、あたしの寝てるベッドの近くに置いてある椅子に座った。



「大丈夫か?」



そう言いながら、あたしのおでこに触れた……。

は、恥ずかしい………



「………熱…ないよ…?」



「顔赤い…………。」



当たり前だよ。

だって夕陽がこんなに近いんだもん………
きっと顔、赤いよ。
たぶんドキドキしてる。



「……………。」


「……………。」



あたしと夕陽の距離はだんだん近づいて………








いつの間にかお互い近づき………



……………………キスをした。








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