愛して。
「最初は一目惚れだったけど、麗花の事知るたびにもっと好きになった。」
どうしよ......
涙出そう......っ
「素直で、頑張り屋で、結構鈍いとこもあって、.......全部ひっくるめて麗花が.......」
「麗花を......愛してるよ。」
私の頬を温かいものが伝った........
拓真くん.......
思いっきり拓真くんに抱きついた。
震える肩を止める事が出来ない。
「麗花......。明日のデート終わったら、オレの親に会って欲しい。
結婚考えてる彼女がいるって、ちゃんと紹介したい。」
私は何度も何度も頷いた.......
拓真くんは私の顎を持ち上げて、涙を指で拭いてくれた後、甘くて溶けちゃいそうなキスをめまいがするほどくれたんだ........
ーENDー