愛して。


「笑うなよ。」と頬っぺたを掴んでのばされる。 


それに「ごめんなひゃい。」と言って手を離してもらった。 




「ほんとに分かった?」


私はうなずいく。 



「今日ってか昨日から持ってきてくれてる?」


その言葉で予想から確信に変わった私は笑顔でもう一度うなずいた。 














―――――――――……

――――――………



「はい。これだよね?」


私が渡した箱を嬉しそうにキラキラした瞳で見つめる拓真くん。 


拓真くんってチョコもらうの好きなタイプなんだ…


勇気だして良かった。


そんなことを思いながら笑顔でその姿を見つめる。 


まぁ、男の子ってチョコの数競ったりする人多いみたいだし。 

拓真くんなら昔からいっぱいもらってるんだろーな。 








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