愛して。
「え!?マジで!!羨ましい〜」
「2人とも、めちゃ可愛いじゃん。」
と、次々とお褒めの言葉。
だ――――――っ!!!
だからやなんだよ!
しかも、写真とか一番見せちゃダメなのに!
貴之のやつ〜っ!!
別に、こいつらに麗花を見せるのはいいけど
関係ない奴が麗花のこと見たらと思うときがきじゃない。
ただ可愛いだけならともかく、中身も可愛いのに、変な奴が麗花狙いはじめたらどーすんだよ!
「拓真はさ〜、麗花ちゃんにベタ惚れだからあんまいじめないでやってくれよ☆」
ったく、貴之は余計なこと言ってんじゃねーよ。
「こいつ、麗花ちゃんの前だと緊張して笑えないくらいなんだぜ!?
聞いたこっちが恥ずかしいっつーの。」
「ちょっ、マジでそーいうのナシだろ!!」
貴之―――っ
後で覚えてろよ!!