愛して。
―――――――――……
―――――――………
―――――……
「麗花、二股とか、浮気絶対すんなよ。」
「へ?何それ。私、そんなことしないよ。」
「いや…何がおこるかわかんねぇし……。」
「もしかして、拓真くん……二股してるの!?」
「は!?ちげーし!!って、泣くなよ麗花、な?」
「う〜〜……っ、泣いてないもん!じゃあ、なんでそんなこと言うの〜」
それで、一樹のことを話したら、納得したみたい。
「でも、その人の彼女と私は違うよ。
私は、拓真くんがどんなにモテても、二股かけたり浮気しても
別れたりなんかしてあげないんだからね!」
あまりにも必死に言ってくるから、可愛いくて笑えてきた。
「はいはい。オレも別れるきなんかねーし。」
麗花の頭を撫でながら軽くキスをした。
すると、麗花が何か言いたげな表現でじっと見つめてくる。
「…何?」
「あ、あのね……」