愛して。


今日も麗花を家に呼んだ。


「いらっしゃい。」


「お邪魔します…///」



我慢だ!


我慢だ拓真!(泣)



麗花が起きてる間はキスは我慢!


夜になったら好きなだけすればいいし!と自分に言い聞かせて、スーパーの袋だけ受けとると、靴を脱いでいる麗花に背を向けた。






後から部屋に入ってきた麗花はキッチンに立って料理を始める。



はぁ~、いつもなら料理してる麗花を後ろから抱きしめてるはずなのに…

それで


『拓真くん。危ないからダメって言ってるのに…』


って麗花が潤んだ瞳で拗ねて


「じゃあ、キスしたら離す。」


ってオレが麗花の顎を持ち上げるはずなのに…






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