愛して。


オレが先にベッドで待っていると、違う部屋で着替え終わった麗花が隣に寝そべる。



遠慮がちにオレにすり寄る麗花。




ほんとにお前は

可愛いな…





力を入れすぎないように抱きしめた。





後は麗花が1分、1秒でも早く寝てくれることを願うだけだ。







すると、オレの胸の中にいる麗花が顔をだしてオレを見つめる。



その顔がとても寂しそうで、こんな表情の麗花を見たことのなかったオレは驚いた。







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