愛して。


.......!!?


「そーなの!?」 


本当に......? 




「あ―――!!///だから言いたくなかったんだよ.......」 


恥ずかしそうに下を向く拓真くん。 



「それなら、昨日言ってくれたら良かったのに。」 

すごく悲しくて泣いたんだよ...... 




「言えるかよ!オレがマザコンみたいじゃねーか。 加奈は明らかにブラコンだけど......」 




「私は、ちゃんと言って欲しいよ?」 



拓真くんがその日してた事、あった事、全部知りたい。 


拓真くんが思った事、感じた事、伝えて欲しい。 







「オレの事嫌いになんない?」


「なるわけないよ。」 





拓真くんを抱きしめた。 

全部私の思い込みだったんだって知って自分の気持ちを素直に出せた。 


本当に本当に拓真くんが好き。 












拓真くんの体温が気持ちいい。 


もっと、ぎゅって抱きついた。 




「ごめん。もう限界。」 

「え?.....ひゃっ!?」 






拓真くんにそのまま押し倒された。 









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