【短編】愛しい君に...[続編追加]
「亜月さん。そんな積極的に来られると.....」


「私、不安だったんだよ。嫌われたのかと思った。」


「んなわけないだろ?」



朔夜は、久々にキスをしてくれた。


キスですらしてくれてなかった。


本当に一緒にいるだけで、恋人らしい事をしていなかった。


前と同じ幼なじみの関係に戻ったみたいに。



「だって、つきあってるのに何もしないから。」



「亜月は、期待してたわけ?」


朔夜は、ニヤリと笑った。


「私は、いつも朔夜に触れて貰いたいよ。」


「亜月、俺の理性を崩壊させるのうまいよな。」


朔夜は、私を押し倒した。


心なしか顔が赤い気が....


「だって、朔夜が私を好きだって実感できるから。」
< 14 / 15 >

この作品をシェア

pagetop