【短編】愛しい君に...[続編追加]
「亜月、ごめん。」


謝った。


「なんで?」


亜月は、毛布で体を隠しながら俺に聞いた。


「マジでごめん。亜月が隣で寝てたから....」


「私じゃなくても隣で寝てたらしたの?」


亜月は、なぜか不安そうに聞いた。


「亜月だからだよ。好きな女が隣に無防備で寝てたら、耐えれるもんも耐えれなかった。亜月、もう俺に話しかけんな。またするかもしんないから...」


そう言うしかなかった。


これ以上嫌われたくないから。


「ヤダ!!」


「なんでだよ。」


俺は、困った。


「私だって、朔夜が好きだもん。」


亜月は泣き叫ぶように言った。


「マジで.....」


とんでもないことを...
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