好きだった
康太『疲れてない?』

琴音「はい。今日は暇だったんで大丈夫です。」

康太『そっか。琴ちゃんさ、敬語じゃなくていいよ。』

琴音「は…うん。」

康太『笑』
『さやちゃんから聞いた?』

琴音「…うん。聞いた。」

康太『昨日初めて会って、琴ちゃんにひかれたんだ。』

琴音「でも、私なにもしゃべってないし。」

康太『一生懸命俺の話し聞いてくれてたし。琴ちゃん見て背が小さくて可愛いなって。笑顔も可愛いし。』
琴音「私太ってるし。頭悪いし。」

康太『そんなの関係ないよ。俺は琴ちゃんがいいんだ。』

琴音「…」

康太『俺と付き合って欲しい。』

琴音「…私なんかでよければ。お願いします。」

康太『…笑』
『よかった。ありがと。』
自分でもなんでOKしたのかわからなかった。

とりあえず私達のスタートが始まった。
< 11 / 32 >

この作品をシェア

pagetop