好きだった

とりあえず

次の日

私はいつものように仕事に行く支度をして寮を出た。

今日はあまり忙しくなく、合間に携帯をいじれる余裕があった。

そんなときさやからメールが届いた。

さやメール[琴ちゃんお疲れ(*゚ー゚)v昨日康太くんどうだった?]

琴音メール[すごく一生懸命に話してくれてた。私全然しゃべらなかったから、なんか悪いことしちゃったかも!]

さやメール[そんな事ないよ!康太くん楽しかったみたいだし!]

琴音メール[それなら良いけど。]

さやメール[康太くんの事どぅ思う?]

琴音メール[優しそうな人だね!]

さやメール[康太くん琴ちゃんと付き合いたいんだって!どう?]

琴音メール[え?昨日初めて会ったのに?]

さやメール[康太くんからちゃんと言うと思うんだけど、考えといて!]

琴音メール[うん。わかった。]

さやメール[今日会える?]

琴音メール[明日休みだから、ゆっくりはできないけど。]

さやメール[わかった!仕事終わったら連絡ちょうだい。]

さやとのメールを終にして私は外を眺めながら考えた。
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