生徒vsテロリスト?
その瞬間、
モヤモヤにかざしたあたしの右手から、
白く輝く光が………。
そして、
目の前が目を開けられないくらいに光った。
そして、
あたしは目を開くことができないまま、
ただ右手に力をこめて、
「葬り去れ!」と念じ続けた。
すると、
『くっ…。
食い止め…きれ…な……。』
という【ナガタ】の声が耳に入った。
あたしは目を開けて状況を確認したかったけど、
まだ目を開けられる明るさではなかった。
しばらくして、
目に感じる光の量が減ってきたのに気付いた。
あたしは目をゆっくりと開いた。