生徒vsテロリスト?
そこには、かなりの長文の日本語と、
これまたかなり長い英文が書かれていた。
『英文混じりですが、
【選ばれし者たち】には簡単でしょうねぇ?』
(その言い方がいちいちムカつく!)
水華は、バカにされた気分になり、唇を少しかんだ。
(でも私、パソコン苦手なんだよね…)
水華はシュンとした。
『君たちの代表者1名と戦います。
誰が私とやりますか?』
「あたしがやる。」
瞬時に沙弥が答えた。
「岬…」
金石が心配そうに沙弥を見た。
「大丈夫、【絶対に】負けない。」
沙弥の目には、
自信が満ちあふれていた。