生徒vsテロリスト?



そこには、かなりの長文の日本語と、
これまたかなり長い英文が書かれていた。


『英文混じりですが、
【選ばれし者たち】には簡単でしょうねぇ?』


(その言い方がいちいちムカつく!)


水華は、バカにされた気分になり、唇を少しかんだ。


(でも私、パソコン苦手なんだよね…)


水華はシュンとした。


『君たちの代表者1名と戦います。
誰が私とやりますか?』


「あたしがやる。」


瞬時に沙弥が答えた。


「岬…」


金石が心配そうに沙弥を見た。


「大丈夫、【絶対に】負けない。」


沙弥の目には、
自信が満ちあふれていた。


< 26 / 320 >

この作品をシェア

pagetop