生徒vsテロリスト?



「…うん。

何がどうしたらああなったのかは分からないけど!

まぁそれにはきっと、
深ーいわけがあるはずで!

あたしはそれを知らなきゃいけない。

それはあたしにも関係があるような予感もするし…。」


(こういう『嫌』な予感は当たるんだよね〜…。)


沙弥は少しだけ面倒くさそうな顔をしたが、
すぐに切り替えた。


「よし!
一旦下に行って、
色々探ってみるか!

…全く宛はないんだけどね。」


(それでも何もやらないよりましだ!)


と、沙弥は意気込み、
ゆっくりと森の中へ下りていった。


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