ヒサイチ

ヒサイチのベッドでひと寝入りしてしまい、夜9時頃、目が覚めた。


彼も徹夜明けで私を連れまわして抱いたのだから、さすがに疲れたのだろう。


よく眠っていた。


それでも私が帰り支度を始めると、目覚めて送ると言ってくれた。


ヒサイチの自宅から私の自宅まで電車を使っても40分くらいだ。


私はヒサイチの申し出を断って、彼と別れて一人で自宅へと帰った。


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